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SDGsは2015年に国連が新たに設定した2030年に向けた「持続可能な開発目標」(Sustainable Development Goals)です。国際社会の共通課題に対する17の目標とそれに対応する169のターゲットから構成されています。世界規模での気候変動への配慮、貧困や飢餓の根絶など、「誰一人取り残さない世界」の実現に向けて、あらゆるステークホルダーの参画が期待されています。
SDGsの達成に向けて、私たちの力を積極的に役立てていくことが求められています。小川工業株式会社は「優れた技術と創造力により、豊かな社会の実現に貢献します」という経営理念のもと、建設会社として、「地域の守り手」として、豊かな地域社会の実現のために取り組んでいます。
SDGsが示す課題の解決を考えることをきっかけとして、お客様をはじめ、従業員、協力会社の皆様、地域の皆様など、たくさんの関係者の方々とのパートナーシップを通じて、社会からの期待と要請に応え、持続的な成長に貢献できる建設会社を目指してまいります。
SDGsの取組を自ら実施、公表する県内企業・団体等を「埼玉県SDGsパートナー」として県が登録します。これにより県内企業・団体等が行う活動とSDGsとの関連性を明確にすることで、県内企業等におけるSDGs達成に向けた具体的な取組を促進し、企業等の価値向上及び競争力の強化を図るとともに、県が進める「埼玉版SDGs」を共に推進することを目的としています。
環境に配慮した企業活動に向けて、本社ビルにおける消費電力量や消費ガソリン量は毎年目標値を定めて抑制し、二酸化炭素排出量の削減に向けた努力をしています。更に、2050年カーボンニュートラル実現に向けた対応も加えてゼロエネルギー住宅・建築(ZEH・ZEB)及びカーボンマイナス住宅(LCCM)も推進いたします。
働く全ての人に働きやすい環境の実現に向けて、全社員が活躍できる環境、育児休暇の取得、労働時間の短縮、休日確保を積極的に推奨し、建設業界におけるライフワークバランスの先進的な働き方モデルとなる企業を目指します。
「働き方改革」の一環としての「生産性の向上」において、DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進いたします。また、業務においてICT施工、CIM、BIM、VR/AR・3Dパース、3Dプリンターなどの先端技術の活用や、社内書類の電子化、システムのクラウド化への転換に取り組んでいます。
多様な人材が優れた技術を活用して活躍するために、働き方への意識改革、必要な教育・研修によるマルチスキル化(多能工化)を推進し、業務負荷の均等化、効率的な人材活用、組織の柔軟性向上を実現いたします。
「地域の守り手」として、災害発生時には被害状況の把握や緊急復旧工事に対応いたします。大規模災害発生の際、地域の自治体と連携し、避難者の緊急な受入れ対応や避難所へ社内備蓄品を提供いたします。更に被災地や医療従事者への支援なども積極的に実施いたします。また、地域の環境を守るために、彩の国ロードサポート、川の国応援団美化活動といった地域の環境美化に取り組んでいます。
そして、インターンシップ、小学校の総合学習受入れ、中学校での出張授業、現場見学会や体験会の開催を実施することで、次世代を担う人材が建設業界に関心を持つ機会を積極的につくり、次世代育成を目的として地元大学へ奨学金を寄付しています。